womb to tomb

KLCで顕微授精の末に授かった、まだ見ぬわが子の成長記録と自分の体調変化、その他思うところ。

W36 Day4

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(パソコンがいじれないので、画像の位置がブサイクです。)
ついに臨月に突入。羊水まで凍てつきそうな寒さの中、最後の妊婦健診を受けてきた。このところ、暴れ馬の様な我が血糖値を騙し騙し積極的にカロリーを摂取してきたのが功を奏したのか、あなたの推定体重もめでたく約2,600gにまで到達。
ただ測定誤差±300gを考慮すると、来週の出生までにあと200gは増えて欲しいなあと痛切に祈る。統計学的に2,500g以下で産まれた低体重児は、成人後に血糖調節異常を生じやすく、しかもその傾向は女児に顕著だという事実を踏まえれば、未熟児ギリギリで産まれ耐糖能異常に悩んできた身としては、出来るだけ同じリスクは回避してあげたいと願うのは当然のことだ。
母体の方もめでたく子宮口が1.5cm開き、お腹も下がってきて、いよいよ出産モードに突入といった感じ。不妊治療していた時は、子供が欲しいと思いつつも分娩のことを考えると正直不安や恐怖心でいっぱいだったのだが、その日を目前に控えた今、自分でもびっくりするくらい落ち着いていて、且つウキウキワクワクしている。母子共に無事でいられる保障なんてどこにも無いけれど、どんな事が起こっても自分はきっと受け止められるだろう。
ゾヨゾヨとお腹の中で動くあなたをあやしつつ、そんな穏やかな気持ちでぬいぐるみ付のリストバンドをフリーハンドで縫ったら、えらく穏やかな表情のクマが出来上がった。クマの顔の中には鈴が入っていて、赤ちゃんの腕や足につけて動かすとチリリンリンと鳴る仕様だ。今も胎内に微かに響いているであろうこの鈴の音を、あと何日か後には外に出てきたあなた自身が元気に鳴らしてくれますように。